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コラム

第18回 TAKE A HAPPY MOOD
   

 若者の就職難が深刻みたいだ。何百社にエントリーし、やっと面接にこぎつけてもなかなか内定に至らず、ヘトヘトになっている人も多いと聞く。
 需要と供給のバランスで、企業はコストダウンを模索し、安易な方法として人を減らす。リストラはそれなりに会社側も大変なので新規採用に慎重な姿勢をとりつづける。
 自動化の推進や海外移転を図る製造業だけでなく、サービス業も限界まで人を減らす消耗戦の様相となっている。

 国は就活支援や高齢者の雇用促進などを推進しているというが、民間企業としては必要かどうかが全てで、多少の助成金が付いても仕事が無いのに人を雇い入れる訳にはいかない。
 これからの日本の人口構成を考えると若い人材は金の卵の筈なのだが、景気の低迷が重しとなり、目先の帳尻を合わせたい大企業と、寄らば大樹の陰と考える若者の思惑が噛みあわず、多くの就活に励む学生が疲弊している。
就職出来ないからという理由で大学に残る学生や、3年間は新卒として扱うという政府の通達は「そのうち何とかなるだろう」という発想で、何ら事の本質の解決へ向かっていない。

 学生はどんなイメージで就職を考えているのだろうか。激戦を勝ち抜いて就職しても、そこは決して心地よいぬるま湯ではないし、多くの場合理解不能な上司にこき使われ、理不尽な客に泣かされるというようなストレスの要因に事欠かない状況となる。
 実際「こんな筈ではなかった」とか「もう我慢の限界」とかで辞めていく人も少なくない。

 自分を雇わない会社が多く、仮に入社しても多くの困難が予想されるなら、起業するというのも一考の余地があると思うのだが、そう考える人は余りいない。仕事とお金は天から降ってくるもので、指示された事をし、決まった報酬を貰う。それを前提に人生を考えれば何となく安心するのかも知れないが、突如としてあらゆるとんでもない事が起こる可能性が常にある訳で、何処まで行っても安定は幻想でしかない。自分なりに腹の据わったスタイルで目の前の現実に対処して行かないと、何かが起こった時粉々に砕け散ってしまう。

 疲れやストレスは恐ろしいもので、溜まってくると気付かないうちに自分が自分でなくなってしまう。
 自分が自分らしくある事が、社会の荒波で生きる唯一で最大の武器なのだから、将来の安定より、今を自分らしく生きる事が大切で、その繰り返しが未来とつながっている。

 今のご時世、誰しも先の不安は付きまとうが、今を楽しく、もっと楽しく過ごす事を考え行動する事が景気を良くし、明るく豊かな社会を作る原動力となる。

 

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