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コラム

第2回 魅力的なモノ
   

 消費が低迷しているという。不景気でお金が無かったり、あっても将来が不安で使わなかったりという事でしょうが、どうしても欲しいと思うような魅力のあるものが無いというのも一因だと思います。

魅力的なものというのは、ある人にとってはほとんど魔力と言っていい圧倒的な力で、例えばショーウインドウの300万円の腕時計が、目に入り、迫ってくる。
これを買っても身につけるのか、飾っておくのか、使うあては無い。そして300万円は幾らなんでもちょっと高すぎる。 でも欲しい!これを買っても結局部屋に置いて時々見てニンマリするだけだし…。300万あったら他にいっぱいいろんな事ができるじゃないか。ここでこの時計に300万使うのはどう考えてもバカげている。ここは見過ごして、せめて何日か時間を空けて少し冷静になって考え直したほうが… でももしその間に売れてしまって、2度と手に入らなければ悔やんでも悔やみきれない。ここは一つ勇気を出して思い切って…。待て! 冷静になれ、300万だよ300万。300万稼ぐのにどれだけ働かなきゃいけないと思ってるんだ…。という猛烈な葛藤の末、結局買う。

 あ~ とうとう買っちゃった。バカだな~。でもそんなバカな自分がちょっと好き。ニンマリ。
 人によってツボは違うけれど、こんな感じで思わず買ってしまうモノ。見てしまった以上買わずにはいられないモノ。それが魅力あるものだと思います。 こういうものは概ね特別に実用的と言うわけではないわりに、高額なのでたくさん売れれば経済的にも、文化的にも世の中が豊かになっていくと思います。 ではそんな魅力的なモノはどうやって生まれるのでしょう。それらは決して合理性を追求した日常からは生まれません。
 それを生み出すのは「夢見る力」と「遊び心」です。おとぎ話の世界にドップリつかり、ゆりかごの中で感情を心地よく揺さぶってもらうのが大好きな人こそが結果として魅力あるものを生みだし、社会を楽しくしているのだと思います。

 日常に忙殺される事なく、人生を楽しみましょう。意識して。

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