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コラム

第21回 法の功罪
   

 言うまでもなく日本は法治国家で法律に従って生活や事業を営まねばならない。これはけしからんという事件が起きると、罰則を強化したり新たな法律を作ったりする。飲酒運転の罰則や生肉の提供の制限などがそれだ。

 けしからん奴を取り締まり、懲らしめるのは世論の支持を得るが、法というのは一旦成立するとなかなかなくならず、制定の意図にとどまらずに一人歩きするので、社会の成長の足かせとなったり、別件逮捕などというおかしな言葉があるように、権力のツールになったりもする。

 規制が多くなると自由が失われ、手法がおのずと似通ったものになり、つまらなくなる。黎明期は自由闊達ではじけていても、成熟するに従って縛りがきつくなり、面白みがなくなってしまう。ゲリラ的なインディーズの良さは商業化、巨大化すると失われてしまう。

 法そのものも形骸化したり、元から陳腐なものもあって、建前と本音の落差が拡がるばかりだ。コンプライアンスや 情報開示をうたっていても実態はどんなものか。いくつかの企業のスキャンダルは氷山の一角の印象を受けてしまう。

 建前と本音を使い分けてモヤモヤするより、確固たる良心に基づいてくだらない建前をブチ壊すくらいのつもりでパワフルに闘って生きなければ、バカバカしさの真っ只中で犬死にすることになってしまうかもしれない。

 

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